顔面神経麻痺で口が乾くとは?

顔面神経麻痺になると、「口の中が乾く」「唾液が少なく感じる」といった症状を感じる方がいます。

顔面神経麻痺というと、顔の筋肉が動かなくなる症状が注目されがちですが、実は唾液の分泌にも関係する神経が含まれているため、口の中の環境にも影響が出ることがあります。 特に食事のときに飲み込みにくさを感じたり、口の中が乾いて話しにくいと感じる方もいます。

また、口が乾くことで食べ物の味を感じにくくなる場合もあります。このような症状は日常生活の中で気になりやすい症状の一つです。

【なぜ口が乾くのか】

顔面神経には、顔の筋肉を動かす働きだけでなく、唾液を分泌する「唾液腺」に関係する働きもあります。

特に顎下腺(がっかせん)や舌下腺(ぜっかせん)といった唾液腺の分泌には、顔面神経の枝である神経が関係しています。

顔面神経麻痺が起こると、これらの神経の働きが弱くなり、唾液の分泌量が少なく感じられることがあります。また、顔の筋肉の動きが弱くなることで、口の中で唾液をうまく広げにくくなることもあり、それによって乾燥を感じやすくなる場合もあります。 唾液には、食べ物を飲み込みやすくするだけでなく、口の中を清潔に保つ役割や細菌の増殖を抑える役割もあります。そのため、唾液が少なく感じる状態が続くと、口の中の不快感や違和感につながることがあります。

【予防・改善方法】

 口の乾燥を感じる場合は、こまめに水分をとることが大切です。

水やお茶などを少量ずつ摂ることで、口の中の乾燥を和らげることができます。

また、食事の際にはよく噛むことで唾液の分泌が促されやすくなります。 口腔内を清潔に保つことも重要です。

歯磨きやうがいを行い、口の中の環境を整えることで不快感を軽減できる場合があります。

唾液腺の周囲を優しくマッサージすることで唾液の分泌を促す方法もありますが、強い刺激は避けるようにしましょう。

また、顔面神経麻痺の回復には血流や神経の働きを整えることも大切です。首や頭部の緊張が強い状態が続くと、神経の回復環境に影響することがあります。鍼灸では顔周囲だけでなく、首や頭部の循環を整えることで神経の回復をサポートする施術を行っています。

【まとめ】

顔面神経麻痺では、顔の筋肉の動きだけでなく、唾液の分泌にも影響が出ることがあります。

そのため「口が乾く」といった症状を感じることがあります。 口の乾燥は食事や会話など日常生活にも影響しやすい症状です。気になる症状がある場合は無理をせず、体を休めながら適切なケアを行うことが大切です。顔の動きや口の中の違和感が続く場合は、早めに専門医へ相談することをおすすめします。お困りの症状がある方は、お気軽にはりきゅうルーム岳までご相談ください。

はりきゅうルーム岳 博多院