上咽頭とは、鼻の奥とのどの上部に位置する部分で、呼吸や免疫、自律神経と深く関わる重要な部位です。この上咽頭に炎症が起きた状態を「上咽頭炎」と呼びます。のどの痛みや違和感だけでなく、耳鳴り、めまい、頭重感、倦怠感、自律神経症状など、さまざまな不調と関係すると言われています。しかし、通常の診察や画像検査では見つかりにくく、気づかれないまま症状が長引くケースも少なくありません。
コロナ後遺症と上咽頭炎の共通点
コロナ後遺症と上咽頭炎には、「症状が続くのに検査で異常が出にくい」「自律神経と深く関係する」「耳・鼻・喉の症状が出やすい」といった共通点があります。コロナ感染後、ウイルスによる影響で上咽頭周囲に炎症が残り、それが自律神経の乱れや血流低下を引き起こすことで、耳鳴りやめまい、のどの違和感などが続くケースも考えられます。すべてのコロナ後遺症が上咽頭炎によるものではありませんが、一因として関わっている可能性は否定できません。
上咽頭と耳・自律神経のつながり
上咽頭の周囲には、多くの神経や血管が集まっており、特に自律神経との関係が深い部位です。炎症や緊張が続くと、神経の働きが過敏になったり、血流が低下したりして、耳鳴りやめまい、息苦しさ、全身のだるさといった症状が現れやすくなります。また、疲労やストレスが加わることで症状が強くなるのも特徴です。これらは、単なる局所の問題ではなく、体全体のバランスが影響しているサインと考えられます。
まとめ
コロナ後遺症による不調の背景には、上咽頭炎が関係しているケースがあります。検査で異常が見つからなくても、体の機能的な乱れが症状として現れることは珍しくありません。耳鳴りやめまい、のどの違和感、原因のはっきりしない不調が続いている場合は、こうした視点も含めて体を整えていくことが大切です。コロナ後遺症や耳・鼻・喉の不調でお困りの際は、どうぞお気軽にご相談ください。
この記事の執筆者
| 代表 大石 竜也 はりきゅうルーム岳 代表 国家資格:はり師・きゅう師(国家資格) アスレティックトレーナー(国家資格) JSメソッド認定鍼灸師 Re Voiceメソッド認定鍼灸師 「耳鼻科のお役立ち情報ブログ執筆中」▶︎note |
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はりきゅうルーム岳 代表として臨床の最前線に立ちながら、YouTubeチャンネル登録者数50万人超の発信活動も統括。
科学的根拠と臨床経験に基づく独自メソッド「JSメソッド」「Re Voiceメソッド」の認定鍼灸師として、耳鼻科領域の施術に取り組んでいる。
医師監修
| 黒崎 成男先生 所属学会 資格: 日本精神神経学会専門医・指導医 日本栄養精神医学会 ▶︎Quora |
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