顔面神経麻痺で味がしないとは?

顔面神経麻痺になると、「食べ物の味が分かりにくい」「片側だけ味を感じにくい」といった味覚の変化が起こることがあります。

顔面神経麻痺というと、顔の筋肉が動かなくなる症状をイメージされる方が多いですが、実は味覚に関係する神経も含まれているため、味覚障害のような症状が現れることがあります。

例えば ・舌の前の方の味が分かりにくい ・味が薄く感じる ・片側だけ味を感じにくい といった違和感を感じる方もいます。食事の際の違和感から、顔面神経麻痺に気づくケースもあります。

【なぜ味覚が変わるのか】

顔面神経には、顔の筋肉を動かす働きだけでなく、舌の前方2/3の味覚を伝える役割もあります。

この味覚を伝える神経は「鼓索神経(こさくしんけい)」と呼ばれ、顔面神経の枝として存在しています。

顔面神経の働きが低下すると、この神経を通して伝わる味覚の情報にも影響が出ることがあります。

また、味覚は舌だけでなく、唾液や嗅覚などさまざまな要素が関係しています。顔面神経麻痺によって唾液の分泌が変化すると、食べ物の味を感じにくくなることもあります。

【改善のポイント】

味覚の違和感がある場合は、まず口の中を清潔に保つことが大切です。

口腔内の環境が整うことで、味覚を感じやすくなることがあります。 また、顔面神経麻痺の回復には血流を整えることも重要です。

首や頭部の緊張が強い状態が続くと、神経の回復環境にも影響する可能性があります。

鍼灸では顔周囲だけでなく、首や頭部の血流を整えることで神経の回復をサポートする施術を行っています。

【まとめ】

顔面神経麻痺では、顔の筋肉の動きだけでなく、味覚にも変化が現れることがあります。

これは顔面神経の枝である鼓索神経が、舌の前方の味覚を伝える役割を持っているためです。

味覚の違和感は不安に感じる症状の一つですが、顔面神経麻痺の回復とともに改善していくことも多くあります。

気になる症状がある場合は、早めに専門医へ相談することが大切です。お困りの方は、お気軽にはりきゅうルーム岳までご相談ください。

はりきゅうルーム岳 博多院