顔面神経麻痺になると、顔の動きだけでなく「めまい」や「ふらつき」といった症状を感じる方がいます。
すべての方に起こる症状ではありませんが、耳の奥の違和感や耳鳴りと一緒にめまいを感じるケースもあります。
顔面神経麻痺というと顔の筋肉の麻痺が主な症状ですが、顔面神経は耳の奥を通って顔へ向かう神経です。そのため、神経の炎症が起こる場所によっては、耳の機能に関係する部分にも影響が出ることがあります。
特に強いめまいを伴う場合には、別の病気が関係している可能性もあるため注意が必要です。
なぜめまいが起こるのか
耳の奥には「内耳(ないじ)」と呼ばれる器官があり、ここには聴覚を感じる蝸牛(かぎゅう)と、体のバランスを感じる前庭(ぜんてい)や三半規管があります。
これらは私たちが姿勢を保ったり、体の動きを感じたりするために重要な役割を持っています。
顔面神経はこの内耳の近くを通っているため、神経の炎症が広がると周囲の神経にも影響が及ぶことがあります。
特にラムゼイハント症候群などの場合には、顔面神経だけでなく内耳の神経にも影響が出ることがあり、その結果めまいやふらつきが起こることがあります。
また、めまいの原因は一つではなく、疲労やストレス、自律神経の乱れなどが関係している場合もあります。顔面神経麻痺の発症時には体への負担が大きくなることも多く、その影響でめまいを感じることもあります。
めまいを感じる場合は、まず無理をせず体を休めることが大切です。
急に立ち上がったり、激しい動きをすると症状が強くなることがあるため、ゆっくりと体を動かすように心がけましょう。
また、睡眠不足や疲労が続くと自律神経のバランスが乱れやすくなるため、十分な休息をとることも重要です。
水分補給を行い、体調を整えることもめまいの予防につながります。 顔面神経麻痺では神経の回復環境を整えることも大切です。首や頭部の筋肉の緊張が強い状態が続くと血流に影響し、神経の回復環境にも影響することがあります。鍼灸では顔周囲だけでなく、首や頭部の循環を整えることで神経の回復をサポートする施術を行っています。
まとめ
顔面神経麻痺では、耳の奥を通る神経の影響によって「めまい」や「ふらつき」といった症状が現れることがあります。
特に耳鳴りや耳の痛みなどの症状と一緒に現れる場合もあります。
めまいが強い場合や症状が長く続く場合には、別の病気が関係している可能性もあるため、早めに専門医へ相談することが大切です。顔面神経麻痺は早期の対応が回復に影響することもありますので、気になる症状がある場合は早めの受診をおすすめします。お困りの症状がある方は、お気軽にはりきゅうルーム岳までご相談ください。
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