耳鳴りってなぜ起こる?

こんにちは。はりきゅうルーム岳 博多院です。

「耳の奥でキーンと音が鳴り響いて眠れない」「静かな場所にいくとジージーと音がして気になる」といった、耳鳴りの症状に悩まされていませんか?
周囲は静かなはずなのに、自分にだけ音が聞こえる耳鳴りは、一度気になり出すと仕事に集中できなくなったり、大きな不安を感じたりするものです。

今回は、耳鳴りはなぜ起こるのか、その原因や症状、自宅での対策から鍼灸でのアプローチまで、分かりやすく解説します。

耳鳴りの原因とは?

症状の該当箇所のイラスト

耳鳴りが起こる原因は、実は耳の奥にある「内耳(ないじ)」という器官のトラブルや、自律神経の乱れが深く関係しています。

私たちは、耳に入ってきた音の振動を内耳で電気信号へと変換し、それを脳に伝えることで音を認識しています。しかし、過度なストレス、睡眠不足、疲労の蓄積などが重なると、自律神経が乱れて血管が急激に収縮し、内耳への血流が悪くなってしまいます。
血流が不足すると、音をキャッチする細胞がダメージを受け、脳へ正しく信号を送れなくなります。すると脳が「音が聞こえにくいぞ」と判断し、感度を無理に上げようとした結果、実際には鳴っていない「キーン」「ジージー」といった雑音を作り出してしまうのです。これが耳鳴りの大きな原因です。

耳鳴りの症状

耳鳴りの症状は人によって様々で、聞こえる音の種類や現れ方にもいくつかの特徴があります。

高音の耳鳴り 「キーン」「ピー」といった金属音のような高い音が聞こえるタイプです。突発性難聴の初期症状や、一時的な強いストレス・疲労によって起こることが多いです。
低音の耳鳴り 「ブー」「ゴー」といった地響きや換気扇のような低い音が聞こえるタイプです。耳が詰まった感じ(耳閉感)を伴うことが多く、気圧の変化や疲労によって悪化しやすい特徴があります。
静かな場所で気になる 日中は気にならなくても、夜寝る前など、周囲が静かになると急に音が大きく感じられ、不眠の原因になることがあります。

※もし「突然片方の耳が聞こえなくなった」「激しいめまいや吐き気を伴う」という場合は、一刻を争う耳の病気の可能性があるため、まずはすぐに耳鼻咽喉科を受診してください。

自宅でできること

病院での検査で「特に異常はない」「加齢のせい」と言われた慢性的な耳鳴りに対して、早く治すために自宅でできるセルフケアをご紹介します。ポイントは「血流アップ」と「リラックス」です。

耳の周りや首の後ろを温める

耳への血流を良くするために、蒸しタオルやホットアイマスクなどを耳の周りや首の後ろに当てて、じんわりと温めましょう。
血の巡りが良くなることで、内耳の細胞への栄養補給を促します。

静かな環境を作りすぎない(サウンドジェネレーター効果)

シーンとした静かな部屋にいると、脳が耳鳴りの音だけに集中してしまい、余計に大きく聞こえるようになります。
自宅では、お気に入りの音楽や自然の音(波の音や雨の音)、換気扇の音などの「背景音」をうっすらと流し、耳鳴りから意識をそらす工夫をしてみましょう。

質の良い睡眠と心身の休息

耳鳴りは体からの「休んでください」というサインです。
夜はぬるめのお風呂にゆっくり浸かってリラックスし、スマートフォンを置いて早めに就寝する習慣をつけましょう。

鍼灸でできること

  • 施術の写真
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自宅でのケアを続けても「なかなか耳鳴りが止まらない」「音が気になってストレスが溜まる」とお悩みの際に、ぜひ選択肢に入れていただきたいのが鍼灸(しんきゅう)施術です。

当院(はりきゅうルーム岳 博多院)では、耳鳴りの根本的な原因を「首や肩まわりの深い部分にある筋肉のコリ」と捉えています。

耳鳴りに悩む方のほとんどは、首の後ろや横の筋肉がガチガチに硬くなっています。この深刻なコリが、耳へと新鮮な血液を運ぶ大切な血管を圧迫し、血流障害を引き起こしているのです。

そこで当院では、鍼を用いて首や耳の周りにある深層のコリをピンポイントで優しく緩めていきます。血管の圧迫が取れることで、耳の奥に血液がたっぷりと巡るようになり、傷ついた細胞の修復力を高めていきます。
さらに、鍼の心地よい刺激は自律神経の乱れを整え、脳の興奮を鎮めて耳鳴りを自覚しにくい状態へと導くことが可能です。

まとめ

耳鳴りは、周囲に理解されにくく一人で抱え込みやすい辛い症状ですが、原因となる血流不足や自律神経の乱れをしっかりと整えていけば、必ず一歩ずつ改善へ向かうことができます。

まずはご自宅で耳の周りを温めたり、静かな空間を避けたりする工夫から始めてみてください。
それでも「耳鳴りが続いて不安で眠れない」「早くスッキリさせたい」というときは、決して一人で悩まずに、いつでもはりきゅうルーム岳 博多院にご相談ください。

あなたの体に寄り添った専門的なケアで、快適で静かな毎日を取り戻すお手伝いをさせていただきます。

この記事の執筆者

代表 大石 竜也 
はりきゅうルーム岳 代表
国家資格:はり師・きゅう師(国家資格)
アスレティックトレーナー(国家資格)
JSメソッド認定鍼灸師
Re Voiceメソッド認定鍼灸師
「耳鼻科のお役立ち情報ブログ執筆中」▶︎note

はりきゅうルーム岳 代表として臨床の最前線に立ちながら、YouTubeチャンネル登録者数50万人超の発信活動も統括。
科学的根拠と臨床経験に基づく独自メソッド「JSメソッド」「Re Voiceメソッド」の認定鍼灸師として、耳鼻科領域の施術に取り組んでいる。

医師監修

黒崎 成男先生
所属学会 資格:
日本精神神経学会専門医・指導医
日本栄養精神医学会 ▶︎Quora

はりきゅうルーム岳 博多院