顔面神経麻痺になったらまずしてほしいこと

こんにちは。はりきゅうルーム岳 博多院です。

「朝起きたら片方の顔が動かない」「水や飲み物が口の端からこぼれてしまう」「目が閉じにくくて乾く」といった突然の症状に、強い不安とショックを感じていませんか?

顔面神経麻痺(がんめんしんけいまひ)は、ある日突然症状が現れるため、どうすればよいのかパニックになってしまう方も少なくありません。
今回は、顔面神経麻痺とはどのような状態なのか、症状が出たときに「まず最初にしてほしいこと」、そして当院のYouTubeで紹介しているセルフケアや鍼灸でのアプローチまで分かりやすく解説します。

顔面神経麻痺とは?

症状の該当箇所のイラスト

顔面神経麻痺とは、顔の表情を作る筋肉(表情筋)を動かす「顔面神経」に障害が起き、顔の片側が思い通りに動かなくなる状態のことです。

主な原因としては、ストレスや疲労、寒冷刺激などをきっかけに潜伏していたウイルスが再活性化し、神経に炎症を起こすケース(ベル麻痺やハント症候群など)が多く見られます。

神経が炎症を起こして腫れてしまうと、脳からの「表情を動かせ」という指令が筋肉に伝わらなくなり、まぶたが閉じない、口角が下がる、額のシワが寄せられないといった症状が現れます。

なったらまずすること

もし「顔が動かしづらい」と感じたら、一刻も早く行ってほしいことが2つあります。

すぐに耳鼻咽喉科(または脳神経外科)を受診する

一番大切なのは「発症から早期の受診」です。

顔面神経麻痺の治療では、発症直後(特に発症から3〜7日以内)に抗ウイルス薬やステロイド薬による初期治療を開始できるかが、その後の回復速度や後遺症のリスクを大きく左右します。

「様子を見よう」と放置せず、直ちに病院を受診してください。

顔を冷やさず、無理に強く動かさない

顔を冷やすと血流が悪化して神経の修復が遅れてしまいます。
まずは顔を温かく保ち、安静に過ごしましょう。

※お家での優しいケアとして、当院(はりきゅうルーム岳)の公式YouTubeチャンネルでご紹介している「顔を包み込む蒸しタオルケア」がおすすめです。温かい蒸しタオルを耳の後ろから顔全体にやさしく当て、血流を促してあげることで、傷ついた神経への栄養補給をサポートできます。

鍼灸でできること

  • 施術の写真
  • 施術の写真

病院での初期治療と並行して、ぜひ早期から取り入れていただきたいのが鍼灸(しんきゅう)施術です。

当院(はりきゅうルーム岳 博多院)では、顔面神経麻痺に対する専門的なアプローチを行っています。

麻痺からのスムーズな回復には、炎症によってダメージを受けた顔面神経への「血流供給」が不可欠です。当院では、耳の後ろにある顔面神経の出口や、首・肩の深層にある筋肉のコリへ鍼でアプローチします。

首周りの緊張が解けることで顔への血流量が飛躍的にアップし、神経の修復に必要な酸素と栄養が届きやすい環境が整います。
さらに、緊張で強ばった表情筋を優しく緩めることで、麻痺が治っていく過程で起こりやすい「後遺症(顔のひきつれや異常連動)」の予防にも繋がります。

まとめ

顔面神経麻痺は、突然のことに心が追いつかず、とても不安になる病気です。しかし、適切な初期対応と適切なケアを迅速に行えば、回復への道をしっかりと歩んでいくことができます。

まずは焦らず、すぐに医療機関を受診すること。そしてYouTubeでもご紹介しているような蒸しタオルでの温めケアを行い、無理な刺激を避けて体を休めてあげてください。

そして「少しでも早く治したい」「後遺症を残したくない」とお悩みの際は、いつでもはりきゅうルーム岳 博多院にご相談ください。
病院の治療と歩調を合わせながら、あなたが笑顔を取り戻せるよう全力でサポートいたします。

この記事の執筆者

代表 大石 竜也 
はりきゅうルーム岳 代表
国家資格:はり師・きゅう師(国家資格)
アスレティックトレーナー(国家資格)
JSメソッド認定鍼灸師
Re Voiceメソッド認定鍼灸師
「耳鼻科のお役立ち情報ブログ執筆中」▶︎note

はりきゅうルーム岳 代表として臨床の最前線に立ちながら、YouTubeチャンネル登録者数50万人超の発信活動も統括。
科学的根拠と臨床経験に基づく独自メソッド「JSメソッド」「Re Voiceメソッド」の認定鍼灸師として、耳鼻科領域の施術に取り組んでいる。

医師監修

黒崎 成男先生
所属学会 資格:
日本精神神経学会専門医・指導医
日本栄養精神医学会 ▶︎Quora

顔面神経麻痺について詳しくはこちら

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