顔面神経麻痺 これはやらないで・・・!

こんにちは。はりきゅうルーム岳 博多院です。

「朝起きたら片方の顔がうまく動かない」「水や飲み物が口の端からこぼれてしまう」といった突然の症状に、大きなショックと焦りを感じていませんか?

顔面神経麻痺(がんめんしんけいまひ)になると、どうしても「早く治さなきゃ」という思いから自分流で色々と試したくなってしまいますよね。しかし、実はその行動が回復を遅らせたり、辛い後遺症を引き起こしたりする原因になっているかもしれません。

今回は、顔面神経麻痺の基本と、発症初期に「これだけは絶対にやらないでほしいこと」を分かりやすく解説します。

顔面神経麻痺とは?

症状の該当箇所のイラスト

顔面神経麻痺とは、顔の表情を作る筋肉(表情筋)をコントロールしている「顔面神経」に障害が起き、顔の片側が思い通りに動かなくなる状態のことです。

主な原因は、過度なストレスや疲労、寒冷刺激などをきっかけに、体内に潜伏していたウイルスが再活性化し、耳の奥を通る顔面神経に強い炎症を起こすことです。(ベル麻痺やハント症候群など)
神経が炎症によって腫れてしまうと、脳からの「顔を動かせ」という指令が筋肉に届かなくなり、まぶたが閉じない、口角が下がるといった症状が現れます。

※もし「顔が動かしづらい」と感じたら、まずは一刻も早く耳鼻咽喉科を受診し、ステロイド薬などの初期治療を受けることが何よりも大切です。

やってほしくないこと

病院での治療を開始した後、早く治したい一心で良かれと思ってやってしまいがちなNG行動があります。
それが「強い顔のマッサージ」と「お顔のリハビリ(無理なトレーニング)」です。

強い顔のマッサージ

「固まった筋肉をほぐせば動くようになるかも」と考えて、お顔をギュッギュッと強く揉んだり、押し叩いたりしていませんか?

これは絶対にやめていただきたい行動です。

麻痺が起きているとき、お顔の筋肉や神経は非常にデリケートで傷つきやすい状態になっています。強いマッサージを行うと、かえって回復途中の繊細な神経や筋肉組織を傷つけてしまいます。その結果、血流が悪化して神経の修復が遅れたり、お顔の筋肉が硬く縮こまってしまったりする原因になります。

お顔のリハビリ(無理なトレーニング)

鏡を見ながら「動かない表情筋を力任せにギューッと動かそうとする」「一生懸命顔を歪ませて練習する」といったハードなリハビリも、発症初期〜回復期においては非常に危険です。

動かない顔を無理に動かそうとすると、脳は動く別の神経や筋肉を使ってなんとか表情を作ろうとします。すると、間違った神経回路が繋がってしまい、「口をすぼめると目が勝手に閉じてしまう」「目を動かすと口角が動く」といった『異常共同運動』という辛い後遺症を引き起こす最大の原因になってしまうのです。

発症初期から回復期にかけて大切なお顔のケアは、「動かすこと」ではなく「温めて血流を良くし、安静を保つこと」です。

まとめ

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顔面神経麻痺になると「早く元通りに動かしたい」と焦るお気持ちは痛いほど分かります。しかし、焦って行う「強いマッサージ」や「無理なお顔のリハビリ」は、大切な表情筋や神経を傷つけ、後遺症のリスクを高めてしまいます。

まずは無理に動かそうとせず、お顔を温めて安静にし、体と心を休ませてあげることを最優先にしてくださいね。

「安全に回復速度を早めたい」「後遺症を残さず綺麗に治したい」とお悩みの際は、決して一人で抱え込まずに、いつでもはりきゅうルーム岳 博多院にご相談ください。

当院では、首や耳の周りの深層にあるコリへ鍼でアプローチし、お顔へ向かう血流量を極限まで高める専門施術を行っています。当院の公式YouTubeチャンネルでも、お顔に負担をかけない正しいセルフケア情報を発信しておりますので、ぜひ参考にしてください。

あなたが安心して自然な笑顔を取り戻せるよう、私たちが全力で寄り添いサポートいたします!

この記事の執筆者

代表 大石 竜也 
はりきゅうルーム岳 代表
国家資格:はり師・きゅう師(国家資格)
アスレティックトレーナー(国家資格)
JSメソッド認定鍼灸師
Re Voiceメソッド認定鍼灸師
「耳鼻科のお役立ち情報ブログ執筆中」▶︎note

はりきゅうルーム岳 代表として臨床の最前線に立ちながら、YouTubeチャンネル登録者数50万人超の発信活動も統括。
科学的根拠と臨床経験に基づく独自メソッド「JSメソッド」「Re Voiceメソッド」の認定鍼灸師として、耳鼻科領域の施術に取り組んでいる。

医師監修

黒崎 成男先生
所属学会 資格:
日本精神神経学会専門医・指導医
日本栄養精神医学会 ▶︎Quora

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