顔面神経麻痺で口が動かしにくい 飲み物がこぼれる原因とは?

こんにちは。はりきゅうルーム岳 博多院です。

顔面神経麻痺になると、笑ったときに口角が上がらない、口をすぼめにくい、飲み物を飲むと口元からこぼれるなど、口周りにさまざまな症状が現れます。

今回は、その原因を解剖学的な視点から解説します。

顔面神経麻痺とは?

 顔面神経麻痺

顔面神経麻痺とは、顔の筋肉を動かしている顔面神経の働きが低下し、顔の片側などが動かしにくくなる状態です。

顔面神経は、額、目の周り、頬、口元などの表情筋を動かしています。そのため神経の働きが低下すると、目が閉じにくい、頬が動かしにくい、口角が上がらないなどの症状が出ます。

原因

口元の動きには、口輪筋や頬筋、大頬骨筋など複数の筋肉が関係しています。

口を閉じるときには口輪筋が働き、頬筋は頬を歯列に押し付けるように働きます。これらの筋肉は、飲み物をこぼさずに飲んだり、食べ物を口の中でまとめたりする動作にも関係しています。

顔面神経麻痺によってこれらの筋肉を動かす働きが低下すると、口唇をしっかり閉じることが難しくなります。その結果、飲み物が口角からこぼれる、うがいがしにくい、ストローが使いにくいなどの症状につながります。

また、口角を引き上げる筋肉も十分に働かなくなるため、笑ったときに片側だけ口角が上がらず、顔の左右差として現れることがあります。

予防や改善方法

顔面神経麻痺では、単純に顔の筋肉を鍛えればよいとは限りません。

回復の過程では、神経の再支配によって本来とは異なる筋肉が一緒に動いてしまうことがあります。これを病的共同運動と呼びます。

そのため、現在どの筋肉が動いているのか、左右でどのような違いがあるのかを確認し、状態に合わせたケアを行うことが重要です。

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はりきゅうルーム岳では、顔面神経麻痺による口元の動かしにくさや左右差に対して、解剖学的な知識をもとに、お一人おひとりの状態を確認しながら施術を行っています。

同じ顔面神経麻痺でも、口角が上がりにくい、口を閉じにくい、頬が動かしにくいなど、症状の出方は人によって異なります。

そのため、顔全体の動きだけではなく、額、目、頬、口元など、それぞれの動きを確認しながら施術することを大切にしています。

まとめ

顔面神経麻痺で口が動かしにくくなるのは、顔面神経の働きが低下し、口輪筋や頬筋などを十分に動かせなくなることが関係しています。

飲み物がこぼれる、うがいがしにくい、口角が上がらないといった症状も、顔面神経と口周りの筋肉の働きから考えることができます。

顔面神経麻痺による口元の症状や左右差でお悩みの方は、はりきゅうルーム岳 博多院へお気軽にご相談ください。

この記事の執筆者

代表 大石 竜也 
はりきゅうルーム岳 代表
国家資格:はり師・きゅう師(国家資格)
アスレティックトレーナー(国家資格)
JSメソッド認定鍼灸師
Re Voiceメソッド認定鍼灸師
「耳鼻科のお役立ち情報ブログ執筆中」▶︎note

はりきゅうルーム岳 代表として臨床の最前線に立ちながら、YouTubeチャンネル登録者数50万人超の発信活動も統括。
科学的根拠と臨床経験に基づく独自メソッド「JSメソッド」「Re Voiceメソッド」の認定鍼灸師として、耳鼻科領域の施術に取り組んでいる。

医師監修

黒崎 成男先生
所属学会 資格:
日本精神神経学会専門医・指導医
日本栄養精神医学会 ▶︎Quora

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