上咽頭炎というと、「喉の痛みがある病気」というイメージを持たれがちですが、実際には喉の痛みをほとんど感じない方も多くいらっしゃいます。
そのため不調の原因に気づかず、長期間悩まされてしまうケースも少なくありません。
喉が痛くないのに起こる症状
上咽頭は鼻や耳、自律神経と密接に関係しているため、炎症が起こると症状は多岐にわたります。
代表的なのが、鼻づまりや後鼻漏(鼻水が喉に流れる感じ)、鼻の奥の違和感です。風邪が治った後も、鼻の不快感だけが残っている場合、上咽頭炎が関係していることがあります。
また、「喉に何か張り付いている感じ」「痰が切れない感じ」など、はっきりした痛みではない不快感として現れることも特徴です。
耳・頭・全身に出る症状
上咽頭の炎症は、耳にも影響します。
耳鳴り、耳の詰まり感、音が響く感じなどがあり、耳鼻科で検査をしても明確な異常が見つからないこともあります。
さらに、頭痛、首や肩の重だるさ、倦怠感、集中力の低下といった全身症状につながることも少なくありません。
これらは自律神経の乱れと関係しており、「疲れやストレスのせい」と見過ごされやすいポイントでもあります。
なぜ症状が分かりにくいのか
上咽頭炎は炎症の範囲が小さく、見た目では分かりにくい場所にあります。
そのため症状が断片的に現れ、「鼻の問題」「耳の問題」「体調不良」と別々に捉えられてしまいがちです。
また、首や肩の緊張、姿勢の乱れ、呼吸の浅さなどが重なると、炎症が治りにくい状態が続いてしまいます。
まとめ
上咽頭炎は、喉が痛くなくても起こり、鼻・耳・頭・全身の不調として現れることがあります。
原因が分からない症状が続いている場合、上咽頭という視点を持つことが改善への第一歩になるかもしれません。
当院では、上咽頭に関係する首・肩・神経の状態や自律神経のバランスを丁寧に確認し、お身体全体から整えるケアを行っています。
気になる症状がある方は、どうぞお気軽にご相談ください。
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