上咽頭炎の治療法まとめ〜Bスポット療法・薬・鍼灸の違い〜

上咽頭炎と診断、または疑われたとき、「どんな治療を選べばいいのか分からない」と感じる方は少なくありません。
実際、上咽頭炎の治療にはいくつかの方法があり、それぞれに特徴があります。ここでは代表的な治療法を整理し、違いを分かりやすくご紹介します。

薬による治療

上咽頭炎では、抗炎症薬や抗アレルギー薬、必要に応じて抗生剤が使われることがあります。
急性期の炎症を抑える目的では有効で、症状が強い場合には重要な選択肢となります。

ただし、慢性化しているケースでは、薬だけでは症状が完全に取れず

少し楽になるがスッキリしない」状態が続くこともあります。

Bスポット療法(EAT)

Bスポット療法は、上咽頭に直接薬剤を塗布し、炎症を抑える治療法です。
上咽頭をピンポイントで刺激できるため、効果を実感しやすい方も多く、医療機関で行われています。

一方で、刺激が強く痛みを伴う場合があり、継続が難しいと感じる方もいます。

また、局所へのアプローチが中心となるため、首や自律神経の状態までは対応しきれないこともあります。

鍼灸によるアプローチ

鍼灸では、上咽頭そのものを直接触るのではなく、

上咽頭に影響を与えている身体の状態に着目します。
首・後頭部・肩・顎まわりの緊張、自律神経の乱れ、血流の低下などを整えることで、

炎症が起こりにくい環境づくりを目指します。

慢性化している方や、薬やBスポット療法だけでは改善が不十分な方にとって、身体全体から整える鍼灸は一つの選択肢となります。

治療は組み合わせて考える

どの治療法が「正解」というわけではなく、症状の時期や状態によって適した方法は異なります。
急性期は医療機関での治療を優先し、慢性化や体の緊張が関係している場合は、

鍼灸を併用するという考え方もあります。

大切なのは、「今の自分の状態に合った治療を選ぶこと」です。

まとめ

上咽頭炎の治療には薬、Bスポット療法、鍼灸といった複数の選択肢があります。
症状が長引いている、繰り返している場合は、局所だけでなく体全体の状態を含めて見直すことが改善への近道になることもあります。

当院は、医療機関での治療も尊重しながら、上咽頭に影響する首・内臓器の血流・自律神経のバランスを整えるケアを行っています。
治療選択でお悩みの方も、どうぞお気軽にご相談ください。

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